モンスターファーム – スエゾーの強い技を考察する

今回はスエゾーの技を考察していきます。スエゾーはかしこさ技が多めで、全体的にガッツダウン効果が高いという印象がありますが、実際のところガッツダウン効果は高いのでしょうか。また、ガッツダウン効果はダメージに直結するものではないので、戦闘においてどの技を選択すればいいのか判断に迷うことは多いと思います。ここではスエゾーで実際に対戦で使える技や、本当に強い技を見極めていきたいと思います。

なお、強い技を考察するにあたって基本となる考え方はこちらの記事で紹介しています。

スエゾーの技の特徴

スエゾーの技は何といってもガッツダウン効果が高いというイメージが強いと思います。早速ガッツダウンからデータを見ていくと、スエゾーの技のガッツダウンの平均は18.5でした。全体の平均が13.3なので大きく上回っていることがわかります。実際、18.5という値は全20種の中でトップです。2位がゲルの15.4なので、ガッツダウンに関しては印象通り極めて優秀なモンスターということになります。次に、威力の平均は21.1です。こちらは全体の平均が22.4なので、少し下回っています。命中の平均は-1.0です。全体平均が-0.1なので、こちらも少し下回っています。最後に、消費ガッツの平均は21.0です。こちらは全体平均が22.2なので、全体よりは少し良好です。

以上から、スエゾーはガッツダウン効果が極めて優秀で、技のコストも低めではありますが、威力と命中という戦闘に直結するパラメーターはやや平均から劣るということがわかりました。このあたりは癖のあるところなので、技の選択が難しくなると思います。その難しい選択を紐解いていくために、強い技を見ていくことにします。

ベロビンタ

強い技の1つ目は大ダメージ技のベロビンタです。消費ガッツあたりの期待される効果(期待効果/消費)は3.95、消費ガッツあたりの期待される威力(期待効果/威力)は3.16で、ともにスエゾーの技の中で最大です。特に、期待効果/消費の3.95という値はかなり優秀な数値で、全モンスターの技の中でも、トップ10に迫る勢いのスコアになります。この技の特徴は、威力が高いのにも関わらず、消費ガッツが低いことです。消費ガッツが20以下で威力が40を超える技は、全体でも3つしかなくそのうちの1つがベロビンタです。命中は決して高くないですが、ポテンシャルの高さと技の出しやすさ(距離1)を考慮すると、かなり優秀な技になると思います。

サイコキネシス

強い技の2つ目は命中重視技のサイコキネシスです。こちらは期待効果/消費が3.45で、スエゾーの技の中で2番目になります。ベロビンタとは大きな差がありますが、命中の高い優秀な技です。ただし、距離は3なのでいまいち出しにくいかもしれません。消費ガッツが20未満で命中が20以上の技は全体で8個しかありませんが、その中でガッツダウン効果が10あるのはこの技だけです(他は全て5)。ここでもガッツダウン効果が高いというスエゾーの特徴が出ていると思います。

キッス

3つ目はガッツダウン技のキッスです。期待効果/消費が3.32とまずまずの数値です。この技はスエゾーの技の中でもガッツダウン効果が高く、その上で威力も悪くなく、バランスが取れています。距離も1で出しやすいです。ベロビンタと距離が被っているので出番は多くないかもしれませんが、優勢の場合に、敵が逆転を狙ってくるのを防ぐために使える技です。

弱い技

逆に弱い技も見ていきます。弱い技は使わないようにすることで結果的に戦闘を有利に進めることができます。

テレパシー

1つ目はテレパシーです。安定の遠距離攻撃A枠です。期待効果/消費が2.26で、スエゾーの技の中で最低です。命中はスエゾーの技の中では悪くないかもしれませんが、威力、ガッツダウンともに高くなく、消費ガッツが20と多めです。距離も3で出しづらく、積極的に選択する理由はありません。

なめる

2つ目はガッツダウン技のなめるです。期待効果/消費は2.33で、下から2番目です。そして、期待威力/消費に関しては、1.28とスエゾーの技の中で最低です。2番目に低いのが1.65の歌うなので、この値はかなり低いです。テレパシー同様消費ガッツが20と多めなのが痛いです。距離も2で出しにくいです。

食う

3つ目は超必殺技の食うです。この技は正直言うと弱くありません。3つ目の弱い技をあくまで消去法的に選択しただけになります。期待効果/消費は2.99でまずまず高めです。ただ、期待効果/威力は2.39でそこまで高くありません。そしてそれ以上に消費ガッツの多さが目立ちます。これだけガッツを消費するのであれば、威力がもう少し高い方がいいのかなという印象です。

技一覧

スエゾーの技を一覧で見てみます。比較することでよりよい選択肢が見つかることもあります。

名前種別距離タイプ消費命中威力GD期待威力/消費期待効果/消費
ツバはき基本技A2ちから1291052.442.95
しっぽアタック基本技B1ちから11-41452.793.20
テレポート命中技A3ちから151012102.393.21
サイコキネシス命中技B3かしこさ192114102.663.45
かみつき大ダメージ技A2ちから16-1225152.713.39
ベロビンタ大ダメージ技B1ちから20-1642253.163.95
なめるガッツダウン技A2かしこさ20-813261.282.33
キッスガッツダウン技B1かしこさ22-720391.843.32
テレパシー遠距離技A3かしこさ20-517101.812.26
熱視線遠距離技B4かしこさ22-728102.572.95
食う超必殺技A2ちから451036222.392.99
歌う超必殺技B4かしこさ30-322451.653.05

距離別の設定と使用方針

以上の考察から戦い方として以下のような方針を提案します。

  • 距離1
    • ベロビンタ。メインの技。命中率は高くないかもしれないが、根気よく発動していくことが重要。リードしているときはキッスも選択肢。
  • 距離2
    • 劣勢の場合はかみつき。優勢な場合はツバはき。迷ったらかみつきの方がいい。
  • 距離3
    • サイコキネシス。優勢の場合は積極的に使っていきたい。
  • 距離4
    • 熱視線。他の距離の技に比べるとやや性能が劣る。距離4なので出番は多くなるかもしれないが、極力他の技につなげるようにしたい。

終わりに

今回はスエゾーの技について考察しました。全体的な技のレベルは高く、ガッツダウン効果が優秀なので、確実に敵の攻撃回数が減ってくると思われます。距離4は他の距離に比べるとやや弱点になってしまうので、なるべく相手に近づいての戦闘が望ましいでしょう。こちらの記事が攻略に役立てば幸いです。

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